「日めくりカレンダーで振り返るZガンダム」について

20200403追記:各種配信サイトのURLを追加(YouTubeガンダムチャンネルは1話のアドレス貼ったはずなのにいつの間にか14話にリンクされていた…一体なんなんだ?)

ご挨拶

 こんにちは。メガネと申します。

 この度は「日めくりカレンダーで振り返るZガンダム」というタイトルでこのブログを立ち上げました。「日めくりカレンダー」というのは、プレミアムバンダイで11月に発売された機動戦士Zガンダム 日めくり万年カレンダー カミーユ・ビダンの言葉」のことです。先日私の家にも届きました。

p-bandai.jp

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文庫本と並べるとこんな感じです。なかなかデカいですよね

 ガンダムシリーズでも屈指の名(迷)言メーカーとして名高いカミーユ・ビダンのセリフによって、1日から31日までの日めくりカレンダーが構成されています。年・月の表記がないため1ヶ月が40日になったりなどしない限り半永久的に使うことが可能です。私は、このカレンダーを使うことをきっかけにZガンダムを振り返ってみようと考えました。

 Twitterなどを検索すると「Zガンダムは難しい」という感想がみられますが、私自身もZガンダムのストーリーをぼんやりとしか把握できていません。視聴している時は、その場その場で展開されるドラマを楽しんでいたのですが、今になってストーリーを振り返ると、「なぜあの時あの場所で戦闘することになったのか」「あのキャラクターはどのように死んでいったのか」などの疑問に対する答えをサッと浮かべることができません。

 そのモヤモヤを解消したいという思いがずっとあったのですが、TVシリーズ全体に散らばった疑問点を一つずつ潰していくという行為はなかなかにハードルが高く、いざ取り掛かることができませんでした。しかし今回、1日ごとにちょうどいいペース(と現時点で予想)でカミーユの足跡をたどれるようなグッズが発売されたこと、大学の授業にそこそこ余裕があること、冬コミに落選したことなど色々な事情が重なり、重い腰を上げ、Zガンダムという偉大な作品と自分なりに、初心者なりに向き合ってみようと決心しました。

 (記事を一本書いた後の追記)1日1回更新は100%無理だとわかりました。絶対に日常生活に支障が出ます。とりあえず、週一回以上の頻度で更新することを目標とします。(あくまで目標です)

私のガンダム視聴歴

 ガンダムを見始めたのは1年前からで、ガンダムシリーズについてはかなりの初心者です。これまでの視聴作品を見た順に上げていくと、

1st(TVシリーズ)→Z(劇場版)

逆シャア→Z(TVシリーズ)

→1st(劇場版)→ポケ戦

Z(劇場版)2回目→ZZ

→SEED→F91→Gガン

→08MS小隊(OVA+劇場版)

→THE ORIGIN

→00(TVシリーズ+劇場版)

→0083(OVA+劇場版)

∀ガンダム(現在視聴中)

というような感じになります。コミカライズ版はORIGINをほんのちょっと読んだくらいです。

 ZガンダムTVシリーズを一回、劇場版を二回見たものの、上述したようなモヤモヤした感じが未だに晴れずにいます。ネットでは「イデオン等を見るとZガンダムもわかりやすい」という意見も見ましたが、富野作品はガンダムしか見たことがありません。(追記:∀はつい先日見終わりました。とても面白かったです。次はイデオンを見ることにします。)

 正直、ここまで振り返ったところで「俺程度の視聴歴で一体何が言えるというんだ」と思ってしまいました。TVシリーズを通して見たのはただの一回のみで、「富野作品」というジャンルの中でのZガンダムの位置づけも出来ていません。何を取り上げてどう読解しても過去に誰かがやったことの再現にしかならないでしょう。

 だからといって、読解し、それを記録に残す作業を怠ればモヤモヤは一生ついてまわるはずです。このブログを書くにあたっては車輪の再発明を恐れない姿勢でやっていこうと思います。

どのような記事を書いていくか

 とりあえず、この度の、2回目のZガンダム視聴においては「初心者(私)が引っかかるポイントを洗いざらい潰していく」ことを目標にしようと思います。1stガンダムの方は岡田斗司夫が現在進行形でやっている解説講座というものがあります(私はKindleで読んでます)が、あのような掘り下げ方はまあハナから無理な話です。アニメの演出や軍事描写の話はできません。

 「引っかかりポイントをつぶす」などとしれっと書きましたが、おそらく大変な作業になると思われます(今は、イヤ~な予感がしつつもそこから目を背けている状態です)*1。うっかりすると再びモヤモヤに囚われかねないでしょうし、おそらく何度かそういう場面があるでしょう。根気強くやっていく所存です。

 また、この企画のゴールとして「主人公カミーユ・ビダンがあのような結末を迎えるに至った経緯を理解する」「TVシリーズと劇場版でなぜ結末が変わったかを理解する」を設定したいと思います。そのために、本編を振り返るにあたってはカミーユの行動の動機と、行動の結果を一つ一つ丁寧に押さえていくことを、他の要素よりも重要視していきます。

終わりに

 大学のレポート以外で長い文章(これを長いと言ってしまう程度の体力なのです)を書くのは久しぶりで、かなり読みづらいところもあるかと思います、すみません。毎日ある程度の期間これくらいの量を書いていけば、日めくりカレンダーが一周する頃にはそれなりに読みやすい文章が書けるようになっているのではないかと期待しています(文章を書く体力作りが、このブログを立ち上げた理由でもあります)。

 書いてる私自身も思うように書けないのが歯がゆく、こんなひどい文章を公開していいのかという葛藤もありますが、とにかくやらんことには始まらないのでやっていこうかと思います。

 それでは、これからの1か月間、「日めくりカレンダーで振り返るZガンダム」にどうぞお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

1日目の記事を書き上げた後の追記

(「追記」と書かれている箇所と、以下の段落は2019年11月29日(金)における投稿直前の追記となります。)

 先ほど書いたように、1か月で完結させる(=1日1回更新する)のは100%無理です。最悪、完結まで年単位の時間を要するかもしれませんが、是非お付き合いいただければと思います。

 また、記事の構成として「日めくりカレンダーにおける1日分を記事1本とする」ことをできる限り維持しようと考えています。お手元にカレンダーをお持ちの方はお分かりになると思いますが、2-5日の4日分が第2話から採られているなどセリフの採用頻度にはかなりのムラがあり、上記の方針を守ると一つ一つの記事の長さがバラバラになることが予想されます。そのようなブログが読む人にとって親切かどうかは私自身悩みどころですが、ここでは意地を貫き通してみようかと思います。

 続いて、本編の振り返り方は「本編のタイムラインをなぞり、一つ一つコメントしていく」という方法をとりました。その結果、1日目の記事は約12,000字になってしまい、「ダラダラ書くのではなくキチンと項目を立てて文章量を減らすべきではないか」と悩むこともありました。*2それでもこの書き方にしようと考えたのは、「Zガンダムを視聴して思ったこと考えたことを全て記録に残そう」と思ったからです。記事を書くために、視聴中の巻き戻しと一時停止を多用しながらメモを取ると、想像以上に色々な情報が視聴者に提示されていることがわかりました*3。例えば「なぜカミーユガンダムに乗ろうと考えたのか」を題材に1日分の記事を作成することもできましょうが、そうすることで切り捨てられてしまう内容がとてももったいないように感じられました。一言でいえば、「見るべき部分が多すぎる」ということです。これだけのものを与えられて素通りするのはあまりにももったいない。このブログでは、私が気になった部分を気が済むまで取り上げてみようと思います。

 以上をまとめると、「人に読んでもらうこと以上に、自分の書きたい内容を書くことを重視する」ということになります。誰に向けた記事を書くのかということについてはかなり悩んだのですが、結局は私の「腰を据えてZガンダムと向き合う」という意思を優先することにしました。このブログは「Zガンダムの感想・解説ブログ」よりも「俺用のZガンダム視聴記録アーカイブ」の色が強くなると思います。かなり独りよがりな執筆方針になりますが、アクセスしていただいた方に楽しんでいただけたら幸いです。

 記事の更新は2019年12月1日(日)からスタートします。よろしくお願いします。

最後に、Zガンダムめちゃくちゃ面白いので皆さんもぜひご覧になってください

ガンダムチャンネル(YouTube)

:前にもリンク貼ったんですが、なぜか14話のリンクに変わってました。リンクがおかしかったらすみません。

youtu.be

各種有料配信(見放題サービス対象(2020.04.03現在))

:加入者が多そうなサービスを上げておきました。

www.amazon.co.jp

anime.dmkt-sp.jpwww.b-ch.com

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

*1:追記:見事に的中しました

*2:わりと長文のブログを書かれている方もいて安心しました。マイペースにやっていきます

*3:メモにはA4用紙1枚を裏表まるまる使いました。私が予想していた以上の分量ではありましたが、これが多いのか少ないのかはよくわかりません